Web制作における画像サイズ一覧表【保存版】
~最適な画像サイズと画像形式を理解し、デザインを最適化しよう~
目次
画像サイズと推奨画像形式一覧表
Webサイト全体の基本画像サイズ
項目 | 推奨サイズ(px) | 画像形式 | 用途 |
トップ画像 | 1920×1080 ~ 2560×1440 | JPEG, PNG, WebP | サイトのメインビジュアル |
メインコンテンツ画像 | 1200×800 | JPEG, PNG, WebP | ヘッダー挿入画像 |
サムネイル画像 | 500×500 | JPEG, PNG | 記事一覧やカードデザイン |
背景画像(フルスクリーン) | 1920×1080 ~ 2560×1600 | JPEG, PNG, WebP | ページ全体の背景 |
ファビコン(Favicon) | 48×48 | SVG | ブラウザタブやブックマークのアイコン |
ファビコン(Favicon) | 512×512 | PNG | WordPressではデフォルトでSVGファイルのアップロードが制限される |
プロフィール画像(正方形) | 1080×1080 | JPEG, PNG | SNS&一般的なプロフィール画像 |
アイキャッチ画像 | 1280×720 | JPEG, PNG | アイキャッチ画像 |
- WordPressではデフォルトでSVGファイルのアップロードが制限されています。SVGがXMLベースのフォーマットであり、セキュリティリスク(XSS攻撃など)があるため
- XMLを直接編集できるため、悪意のあるコードが埋め込まれるリスクがある
- WordPressのアップデートやプラグインのバージョンによって動作が不安定になる可能性がある
- SVGを使う方法と注意点
- プラグインを使う(SVGを有効化するプラグイン(例: Safe SVG や SVG Support)をインストールすると、簡単にアップロードできるようになります。ただし、これらのプラグインはセキュリティ対策を講じているものの、100%安全とは言えません)
- functions.php にコードを追加する(やや安全)(セキュリティリスクがあるため、信頼できるSVGファイルのみアップロードするようにしてください)
SNS用画像サイズ
プラットフォーム | 推奨サイズ(px) | 画像形式 | 用途 |
YouTubeサムネイル | 1280×720 | JPEG, PNG | 動画のサムネイル |
Twitter(X)ヘッダー | 1500×500 | JPEG, PNG | プロフィールページのヘッダー |
Twitter(X)投稿画像 | 1600×900 | JPEG, PNG, WebP | 投稿時の最適サイズ |
Facebookカバー画像 | 820×312 | JPEG, PNG | プロフィールのカバー写真 |
Facebook投稿画像 | 1200×630 | JPEG, PNG, WebP | フィード投稿サイズ |
Instagram投稿 | 1080×1080 | JPEG, PNG | フィード投稿(正方形) |
Instagramストーリー | 1080×1920 | JPEG, PNG | ストーリー投稿サイズ |
ECサイト用画像サイズ
項目 | 推奨サイズ(px) | 画像形式 | 用途 |
商品画像(メイン) | 1000×1000 ~ 2000×2000 | JPEG, PNG | ECサイトの商品ページ画像 |
商品画像(サムネイル) | 500×500 | JPEG, PNG | 商品一覧ページの画像 |
Web広告用バナーサイズ
広告種類 | 推奨サイズ(px) | 画像形式 | 用途 |
Googleディスプレイ広告(横長) | 1200×628 | JPEG, PNG, WebP | 横長の広告バナー |
Googleディスプレイ広告(正方形) | 250×250 | JPEG, PNG, WebP | 正方形の広告枠 |
画像形式の選び方
JPEG(.jpg / .jpeg)
- サイズを小さくし、読み込み速度を優先したい場合に使用
- 圧縮率が高く、ファイルサイズを抑えられるが、劣化が発生
PNG(.png)
- 可逆圧縮で高品質、透明背景に対応
- JPEGよりもファイルサイズが大きい
- ロゴ、アイコン、透過背景を必要とする画像(例:ファビコン、ロゴ画像)
- スクリーンショットやイラストなど、細部を保ちたい画像
WebP(.webp)
- すべての画像(特にWebパフォーマンスを重視するサイト)
- JPEGやPNGよりも高圧縮率で、品質を維持しながらファイルサイズを小さくできる
- Googleが推奨するフォーマットだが、一部の古いブラウザで互換性がないため注意
画像サイズと形式の選定ポイント
- レスポンシブデザインを考慮
- 画像圧縮を活用
- 縦横比を統一
- 画像形式は用途に合わせて選択